2023流行語大賞

11月も今日で終了。カレンダーが師走に変われば歳の瀬感もいや増す。いやあ、今年もあっと言う間でしたなぁ。明日には今年の流行語大賞が発表される。

恥ずかしながら流行語大賞の候補にノミネートされるまで「10円パン」といものを知らなかった。大阪にいたせいかと思ったら、道頓堀でも流行っているらしい。ということは私の関心が低いだけ。これが「10円今川焼き」とか「10円うどん」なら知ってたに違いないのだけど。

ちなみに個人的な大賞予想はこんな感じ。

本命 アレ(A.R.E.)
対抗 憧れるのを辞めましょう
単穴 ペッパーミル

流行語大賞はとにかく野球関連が強い。WBCの侍ジャパンメンバーだけでも、山田哲人「トリプルスリー」(2015年)、鈴木誠也「神ってる」(2016年)、大谷翔平「リアル二刀流」(2021年)、村上宗隆「村神様」(2022年)の4選手が受賞経験者だった。ヌートバー選手が受賞してチーム5人目の受賞に期待したい思いがないわけではないが、一方でこの手の選考では下半期有利の傾向は否めない。

というわけで本命は年間を通して使われて、なおかつ今月上旬に流行のピークを迎えた「アレ」で決まりでしょう。岡田彰布監督の語録という観点では「お~ん」もセットでの受賞となればなお嬉しいわな。お~ん、おんおん。

ちなみに競馬界に限った新語・流行語大賞を選考してみた結果はご覧の通り。あくまでも筆者の個人的チョイスである点をご承知いただきたい。

大賞 お嬢さん
次点 ジョッキーカメラ
話題賞 2秒の静寂

Oka_20231129224101

ジョッキーカメラの導入は今年を象徴する革新的出来事だった。本家の新語・流行語大賞が世相を映す鏡であることを踏まえれば、それを選ばぬわけにはいかぬだろう。そこから派生した「お嬢さん」は、「ジョッキーカメラ」と一括りにしたくもなるが、単独で大賞とすることでリバティアイランドへの敬意を表したい。

Oaks_20231129224001

―――なんて、どうでもいい話を書き連ねたが、こうして振り返ると川田将雅騎手の発信力というのが際立った一年だったとも言える。リーディング奪還が濃厚なC.ルメール騎手も、そこでは大きく水を空けられている感が否めない。それでも日本語という言葉の壁を踏まえれば、ルメール騎手も頑張っている方だ。ジャパンカップを勝ったあとの「(イクイノックスは)ポニーみたい」と言うコメントには「特別賞」を贈呈しよう。

 

 

***** 2023/11/30 *****