2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

首位陥落

昨日の中山5レースはアンゴラブラック、6レースはクーアフュルストが勝ち上がり。キズナ産駒の連勝だった。 アンゴラブラック 津村明秀 クーアフュルスト 横山武史 阪神でもキズナ産駒の勢いは止まらない。三木ホースランドJSのオールザワールドとアザレ…

牛乳を飲もう

久しぶりに中山競馬場に行くと入場時に牛乳が配られていた。 「牛乳を飲もうキャンペーン」というイベントの一環らしい。手渡されたのはよつ葉乳業さんの「特選北海道牛乳」。たしかTBSラジオでもよつ葉乳業さんと共同で「牛乳をみんなで飲もうキャンペー…

ルーキーの季節

東京にソメイヨシノの開花宣言が出て、プロ野球のペナントレースも開幕した。ひと足先にGⅠシーズンに突入した競馬も含めてようやくの春本番。あさっては年度末だから、その翌日に社会人デビューを控える人も多かろう。 巨人ではルーキーの佐々木俊輔選手が…

ついに重賞の舞台へ

桜花賞翌日の浦和メインは伝統の準重賞ティアラカップ。ここにデビュー以来無キズの10連勝中のジゼルが出走してきた。(写真は前走のもの) 2024年3月6日 駿風スプリント ジゼル 森泰斗 ジゼルは前走でB2クラスを勝ったばかり。つまり格上挑戦。さすがに…

ただいま東北

今週の中山メインはダービー卿チャレンジトロフィー。2002年のこのレースはグラスワールド。6歳春にして初めて挑んだ重賞レースで、秘めたる素質がいきなり花開いた。実は2019年の英ダービー馬アンソニーヴァンダイクの近親。ひと足先に良血が開花…

ラジオ実況の奥深さ

おとといはクルマで千葉方面へ。いったん幕張に立ち寄り、成田空港でボストンに向かう娘を見送って、圏央道をぐるりと回って春日部の父親に会ってきた。一日ずっとハンドルを握っていた気がする。このトシになると親のこととか子供のこととかいろいろあって…

欧州スプリント血統

高松宮記念は3年連続で雨に祟られた。道悪なのに直線では内目が残る馬場状態も前2年と同じ。雨も馬場もこの季節の中京の特性として受け入れるほかあるまい。自然の中で行うのが競馬である。 一方で期を画する出来事もあった。中でもサンデーレーシングによ…

カツ煮カレー

なんの番組だか忘れたが、有吉弘行さんが「蕎麦屋さんのカレーライスとカレー丼って何が違うの?」と盛り上がっていた。もちろん違いは器だけではないのだけど、数あるカレーカテゴリの中でも、そば屋のカレー丼が好みという人は割と多い。 そばつゆで豚肉と…

もう一頭のラストラン

あれは3年前だったか。当時はコロナ禍真っ只中。長く寂しい無観客開催が終わり、有観客へと舵が切られて間もない阪神競馬場は、それでもまだ観客の姿もまばらで声を出しての応援も禁じられていたと記憶する。そんな阪神で行われた須磨特別はどこにでもあり…

草競馬

大井競馬場と大井町駅を結ぶ無料バスが今日で最後の運行を終えた。まだ実感はないものの、次開催からは京急立会川駅のお世話になることになる可能性が高い。大井町駅とはおさらばだ。 立会川駅のホームでは、列車が近づく際の警告メロディにフォスターの名曲…

もっともメジャーなコースのチャンピオンは

JRAの年間開催日数はのべ288日。だから年間の総レース数は、1日12レース×288日=3456となる。 では問題。その3456レースの中で、もっとも多く使われたコースはいったいどこか? 冬場を考えると、ダートの方が多く使われていそうなことは…

天災と逃げ馬は忘れた頃に

大方の野球ファンの視線は韓国・ソウルに向いているかもしれないが、東京にもようやく球春が到来。昨日から東京ドームでもオープン戦が始まった。今日のカードはデーゲームでの巨人×ロッテ。なんと4万人近くが詰めかけたという。この対戦カードで、しかもオ…

ますます遠のく競馬場

大手町駅と大井競馬場とを結ぶ無料送迎バスが今週いっぱいで廃止になるとの情報が「X(旧ツイッター)」で駆け巡っている。真偽を確かめたワケではない。TCK公式サイトでも触れられていないから何かの間違いの可能性は残されているが、おそらく事実であ…

春眠

春の陽気だった週末から一転、まるでトゥインクルの開幕を待っていたかのように東京は冬の寒さに逆戻りした。それでも会社帰りに気軽に競馬を楽しみたいファンにとっては多少の寒さは関係あるまい。まもなく桜も開花する。待ちに待った季節であろう。 しかし…

強く、美しく、そして悲しいチャンピオン

今回、ダラスで通訳兼ガイドを依頼した現地スタッフは、学生時代を日本で過ごしたらしいのだが、そのときに一度だけ競馬場に行く機会があった。そのときに勝った馬が生涯ただ一頭の「好きな馬」なのだという。馬の名前は?と聞くと、返ってきた答えは「テイ…

13時間をつぶせ

シカゴからは日本への直行便が飛んでくれていてありがたいのだが、そのフライト時間は13時間にも及ぶ。旅慣れた人なら苦でもないのだろうが、残念ながら私はそうでもない。何をして過ごそうか。眠れるものなら眠ってしまいたいが、あいにく午前のフライト…

競馬大国

米国は競馬大国だと信じていたのたが、すべての地域がそうであるとは限らない。カウボーイのイメージが強いテキサス州でも生きた馬を見かけたのは南部オースティンで騎馬警官を見た一度きり。それも彼の地で開催中の世界最大の見本市「サウス・バイ・サウス…

アメリカ4大スポーツの聖地

夕べはアメリカン・エアラインズ・センターでNBA観戦。何につけ本物を見ればその違いに驚かされるものだが、バスケに関しては驚き過ぎて声も出ない。最近になって私が一所懸命に観てきたBリーグはいったい何だったのか? とくに地元ダラスマーベリックス…

BBQの聖地

夕方の便でオースティンを発ち、1時間のフライトののち同じテキサス州のダラスに降り立った。むろん競馬観戦目当てではない。ローンスターパーク競馬場の春開催はまだずっと先。それでもカウボーイの街だけあって、街中には馬グッズが溢れかえっている。N…

テキサスと言えば

テキサス州オースティンバークストロム空港に降り立ったのは、こちらの時間で11日の14時。日本時間では12日の明け方4時ということになる。日本を発ってから一睡もしていない。最初の機内食を食べたらここぞとばかりに眠りたおしてやろうと目論んでい…

長旅へ

羽田空港第3ターミナルのANAラウンジでこのテキストを打っている。目的地ヒューストンまでのフライトは12時間。朝の便では飛び立ってすぐ眠ることも難しい。その先に待ち受ける時差ボケを想像するだに恐ろしいが、とりあえず今は朝メシに集中。寿司、…

先進の船橋

昨日は船橋競馬場に対して少し厳しいことを書いてしまったので、今日は少し持ち上げてみる。こう見えて案外気を遣うタイプなのである。 船橋競馬場は1950年に開場。74年間に及ぶその歴史は「日本初」の積み重ねと言って良い。 「オートレース発祥の地…

南船橋工事中

一昨日付けで、28年前に19520人を集めたダイオライト記念に今年は2793人しか入らなかったと嘆いたのだが、そもそも今の船橋競馬場は1万人も入れるキャパはない。船橋競馬場はスタンド改修の真っ最中で、言ってみれば現在は暫定期間。入場者はゴ…

春の雪

弥生賞が終わればコートは無用―――。 そんな季節感で暮らしているので、今朝の雪には正直面食らった。すでに暦は啓蟄を迎えている。冬ごもりを終えて地上に出てきた生き物たちも驚いたに違いない。 競馬への影響が無かったのは何より。なにせ明日の中山牝馬S…

28年後のダイオライト記念

南関東のダートグレードレース体系は新設あり移動ありと今年から大きく手が加えられた入ったが、昨日のダイオライト記念は例年通り3月の船橋2400mで行われた。変わったのは4月に移された川崎記念の前哨戦という立ち位置。そうなると距離短縮の可能性…

福岡3大うどん(どきどきの小倉)

先週で小倉開催は終わり。今年の冬開催はは8週16日間、例年の倍に及ぶロングラン開催のフユコクだった。 そのぶんナツコクは例年の半分になる。しかも今年は1か月前倒し。6月末から7月までの開催だから、夏の旅打ち計画を立てている方は注意されたい。…

福岡3大うどん(やわふわの博多)

博多のうどんと言えばゴボ天。人気の高さを裏付けるのは、その形態の多様さだ。博多バスターミナル地下の人気店「牧のうどん」のゴボ天はご覧の通り厚めの衣にまるっとくるまれたフリッタータイプ。 西鉄天神の駅ビル内に暖簾を掲げる「やりうどん」のゴボ天…

福岡3大うどん(やわコシの筑後)

日本3大うどんと言えば讃岐、稲庭、水沢を指すらしいが、実際にうどんを食べ歩いている身からすれば、讃岐は別格にしても、この括り方にはいささかの疑念を禁じ得ない。肉汁の武蔵野。細切の京都。甘ふわの伊勢。ごぼ天の福岡。味噌煮込みの名古屋だって忘…

牝馬の皐月賞

中山3Rの場内実況をラジオNIKKEIの藤原菜々花アナウンサーが務めて話題となった。女性アナによるJRAの場内実況は初めてのこと。直線半ばで(実況的にも)ちょっとごちゃつくシーンもあったが、サラブレッドが駆ける映像と清涼感のある声のマッチ…

43年連続重賞勝利

中山メインのGⅢ・オーシャンSは1番人気のトウシンマカオが道中外目を回りながらも、4角先頭から後続を突き放して力の違いを見せつけた。2着にはビッグシーザーが差し込んでビッグアーサー産駒によるワンツーフィニッシュ。高松宮記念ではそのビッグアー…