ダイワメジャーの復活劇

2014年の4月第一日曜日。その日、阪神で行われた産経大阪杯に4頭ものGⅠホースが出走してきた。前年のダービー馬キズナに菊花賞馬エピファネイア。さらにメイショウマンボとビートブラックである。当時の大阪杯はGⅡ格付けだったから、「まるでGⅠのよ…

新聞の嘘

今日から新年度。朝から気持ちも新たに自宅を出ようとすると、本降りの雨に行く手を阻まれた。しかも思いのほか寒い。4月ということ自体が嘘なんじゃないかと思った。そういえば今日はエイプリルフールでもある。新聞の天気欄を見る限り午前は「曇り」とあ…

讃岐と武蔵野が手を組んで

早朝の築地駅に降り立ったのは、場外市場での買い出し目的ではなく毎年恒例の人間ドック。年度末のせいか待合室は例年にも増して混んでいる。しかし、検査自体は例年よりも早く進んだ。11時に会計を終えて病院を出た記憶はかつてない。レコードタイムであ…

初めての関西

昨年のダービー馬が大阪杯で今年緒戦を迎える。そのクロワデュノールだが、実は阪神競馬場で走った経験を持たない。いや、それどころか関西での競馬自体が初めて。ちょっと意外な感じもする。なにせ関西馬である。 2024年 ホープフルS クロワデュノール 北村…

ボンゴレの季節

神保町の「ささ吟」は、昼はうどん、夜は居酒屋という形態の一軒。気さくな女将さんがお店を切り盛りしているせいか、女性のひとり客も多い。その店のイチオシがあさりうどん。年間を通じて提供しているが、やはり春になるとこの一杯が食べたくなる。この季…

役者は揃った

東京のソメイヨシノは満開が発表になったが、中山競馬場は七分咲きといったところか。それでも4コーナーの彼方に見える桜は、たなびくピンクの雲のように美しい。この桜の下を二度通る日経賞は必見だ。 良馬場発表とはいえ、このレースの直前まで芝は稍重。…

血が騒ぐ日

イスラエル・米国のイラン攻撃に端を発する中東情勢は依然として先行きを見通せないが、明日土曜の夜にはドバイでワールドカップが予定通り開催される。さらに国内では高松宮記念を含む4重賞の週末。睡眠時間の確保には注意したい。今でこそ毎年のように日…

メジャーにして唯一の

JRAの年間開催日数はのべ288日。だから年間の総レース数は、1日12レース×288日=3456であると同時に、これが上限でもある。では問題。その3456レースの中で、もっとも多く使われたコースはいったいどこか?冬場を考えると、ダートの方が…

桜とミモザ

台東区の蔵前神社はミモザと河津桜のコラボが美しい。それをひと目見ようと、2月下旬から3月上旬にかけて参拝客でごった返すのだが、実は中山競馬場でもミモザと桜のコラボを楽しむことができる。今週日曜の中山9レースは3歳1勝クラスのミモザ賞。この…

横山家の日経賞

写真は1992年の日経賞を勝ったメジロライアン。宝塚記念など重賞4勝を挙げ、ダービーや有馬記念でも2着に好走した稀代の人気馬の、結果的にこれがラストランとなった。 1992年 日経賞 メジロライアン 横山典弘 手綱を取った横山典弘騎手は当時24歳の…

四度目の正直へ

今日から大井はトゥインクル開催が始まった。週末にはプロ野球ペナントレースが開幕。そしてJRAも高松宮記念で春のGⅠシーズンがスタートする。連覇を狙うサトノレーヴに加え、2頭のスプリンターズS優勝馬が揃ってレベルは高い。しかし、その3頭が、9…

人生、上手く行くことも

野球に行かねばならなかったところが、諸事情これありで、中山にやって来ることになった。昨日、人生は上手く行かないことばかりと嘆いたばかりだが、上手く行くこともある。7レースは3歳1勝クラスの芝2000m戦。単勝1.6倍の圧倒的支持を集めてい…

上手く行かない人生で

父親が入院している埼玉の春日部へと向かった。主治医から連絡があり、来てくれと言う。重病ではない。自宅で転んで軽く頭を打っただけ。でも場所が場所だけに検査をした方がよさそうだ。それで入院したのが先週のこと。幸い異常はない。医師としては退院後…

韓国馬事会杯と言えば

明日の中山10レースで行われる韓国馬事会杯で思い出すのは、1996年のオースミタイクーンでも、97年のクロカミでもなく、98年のジェラスガイでもなく、99年のストライキである。念のために断っておくが1999年の韓国馬事会杯を「ストライキ」…

霞か雲か

今日、東京でソメイヨシノの開花が発表になった。開花宣言を待ちわびる人たちが靖国神社の標準木を取り囲み、気象庁の職員が蕾をチェック。しかるのちに職員が「開花を確認した」と電話で報告すると、観衆から拍手まで沸き起こるこの光景も、すっかりこの時…

連敗にピリオドを

今週の阪神メイン阪神大賞典は関東馬が38連敗中。スダホークが勝った1987年を最後に一度も勝っていない。1988年以降は延べ57頭が出走して、センゴクシルバー、コイントス、コスモメドウ、タンタアレグリア、そして一昨年のワープスピードの2着…

牝馬三冠を目指すなら

明日は浦和で桜花賞。南関東ではJRAよりひと足早くクラシックが開幕する。しかし毎度のことだが注目度は今一つ。新聞の扱いも小さい。場所が浦和というせいもある。しかし牝馬三冠を目指すなら、まずここを勝たなければならない。牝馬の枠を超えて牡馬相…

目指せ母娘制覇

今週の中山重賞は土曜のフラワーカップ。そこに注目の一頭が登録してきた。それがクリスレジーナ。戦績は1戦1勝。新馬を勝ったばかりとはいえ、その母はあのファンディーナである。2017年フラワーCでの5馬身差独走は衝撃だった。ファンディーナがそ…

春眠

どうにも睡眠不足でいけない。ずっと時差ボケが抜けなかった。夕方18時になると眠くて仕方ない。直前まで滞在していた米国東海岸では午前1時だから、典型的な時差ボケであろう。我慢できずに布団に入ると、今度は午前2時に必ず目が覚めてしまう。これも…

数学の日

今日3月14日は一般には「ホワイトデー」だが「数学の日」でもある。由来は円周率のもっともメジャーな近似値「3.14」にちなむそうだ。ゆえに海外には「円周率の日」と定めている国も。ちなみに日本では7月22日が「円周率近似値の日」であるらしい…

失点率と抽選

WBC一次ラウンド・プールCは侍ジャパンが全勝でベスト8に進出。日本時間あさっての準々決勝でベネズエラと対戦する。 プールCの2位争いは稀に見る大激戦になった。台湾、韓国、オーストラリアが2勝2敗で並び、お互いの対戦成績も五分。こうなると失…

スマイルジャックのお行儀

2008年フジテレビ賞スプリングSの1番人気は共同通信杯を勝った勢いで臨んできたショウナンアルバだった。しかし、この日は本馬場入場時からイレ込みが激しい。レースでもせっかく好位3番手に収まったのに、口を割り、頸を上げて行きたがる。向こう正…

続・ベストパートナー

写真は2003年のスプリングS。先行策から直線で逃げ馬を交わすと、内から追い込んできたサクラプレジデントに1馬身1/4差を付けて先頭ゴールを果たしている。このレースは、ミルコ・デムーロ騎手とネオユニヴァースのファーストコンタクトだった。 20…

チェコに学ぶこと

WBC日本ラウンドは今日が最終戦。3戦全勝でベスト8進出を決めている侍ジャパンは、3戦全敗のチェコと対戦する。とはいえ消化試合とは思わない。実は筆者が日本ラウンドでもっとも注目している相手は、韓国でも台湾でも豪州でもなく、このチェコであっ…

ベストパートナー

明後日は船橋競馬場でダイオライト記念が行われる。このレースを2008、09年と連覇したのがフリオーソ。通算39戦11勝。うちJpnⅠを6勝。NARグランプリ年度代表馬にも4度輝いている。しかし、そんな名馬でも3連覇を狙った2010年のダイオ…

たかが鼻血と侮れぬ

帰国した途端、花粉症が大爆発してしまった。花粉とは無縁のロスから花粉まみれの東京に戻ってくればこうなる。それまで花粉症ではなかったという安藤勝己氏も、ドバイワールドカップから帰国した直後に発症したという。そんな時に中山競馬場の屋外スタンド…

夢の印

明日の中山9レース・湾岸Sは準オープンの長距離戦。一昨年の優勝馬はのちに小倉記念を勝つリフレーミング。昨年は、先日のダイヤモンドSを制したばかりのスティンガーグラスが勝っている。このレースを得意にしているのが吉田豊騎手だ。これまで5勝をマ…

千里山の彼方に

明日の阪神9レース千里山特別は関東のファンには馴染みが薄いが、意外とその歴史は古く、半世紀以上の歴史を誇る。2021年のこのレースを勝ったのは、のちに重賞を2勝し、8歳となった今年もAJCCで3着に激走したエヒト。千里山特別での着差はわず…

WBCとDWC

WBC東京ラウンドが開幕した。諸事情これありで、侍ジャパンの試合がないのに東京ドームへとやって来ている。明日以降も来なければならない。土日の競馬は隣接するウインズ後楽園が頼りだ。クラシック開幕を告げる弥生賞だというのに……。これはこれで辛い。…

弥生賞と菊花賞の不思議な関係

2007年の弥生賞を制したのはビワハイジの子・アドマイヤオーラ。2年前のこのレースでディープインパクトの2着に惜敗した兄・アドマイヤジャパンの雪辱を果たした。しかし本番の皐月賞では1番人気に推されるも4着と敗れている。 2007年 報知杯弥生賞 …