先週日曜の小倉競馬場に福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手が来場して話題になっていた。愛馬ゴッドヴァレーの応援に駆け付けたらしい。長い冬の小倉開催でも1月中の開催は先週の土日だけ。柳田選手が競馬場に行くとしたら、先週が唯一のチャンスだった。今週末からはどの球団も一斉にキャンプインする。
同じ日、都内では田中将大投手がnetkeiba主催のイベントに参加していた。約100人のファンの前で中山9レース・若竹賞の予想を披露し、見事的中させたと話題になっている。なかでも「これは無視できなかった」と言って、敢えて買い目に加えたのが2番人気リトルジャイアンツ。今年からジャイアンツの一員となるマー君としては買わずにはいられなかったのだろう。
スタートで大きく出遅れて最後方からの競馬となったリトルジャイアンツだが、直線に向くと大外から豪快に伸びて快勝。通算2勝目を飾った。直線では内にモタれて鞍上の横山典弘騎手は左の手綱を引っ張りきり。課題の残る勝ち方だが、直線で追うことができなかったのに、それでも前を行く10頭を交わし去った能力は評価せねばなるまい。

その血統表を見れば、父系祖父がディープインパクト、母系祖父がアドマイヤジャパンと、2005年の菊花賞1・2着馬が並ぶ。2代母の父にシンボリルドルフの名が登場するのもオールドファンには嬉しい。
さらにボトムラインを遡ればライジングフレームや月友の名も登場する由緒ある母系だが、筆者が注目するのは4代母フジノトルスの父がファバージである点。実はグルメフロンティアやサイレントハンターの母系にもファバージの血が注入されており、いずれも冬の中山を得意としていた。田中将大選手も実はそれを知っていたのかもしれない。なにせレガレイラを一口持っているほどウマには精通されている方である。
それにしてもうまい具合にリトルジャイアンツが出走してて、しかも勝ってみせたものだと感心する。さすがは、神の子、不思議な子。「持っている」のは決してレガレイラのみにとどまらない。
予想イベントはその後も小倉10レース・海の中道特別、そして中山10レース・江戸川Sと行われたところで終了したらしい。ただ、筆者としては中山最終レースまでやってほしかった。ここにハクサンイーグルが出走していたのである。「イーグル」の取り捨てを聞いてみたかった気もするが、そういうやっかいなシチュエーションに身を置かないあたりも、マー君が「持っている」ことの片鱗であろう。
***** 2025/1/28 *****