2020年から足かけ5年に渡り続いてきた船橋競馬場のリニューアル工事がようやく終わった。目玉は4つ。ららぽーと方面にオープンした「キャロッタ門」。その門をくぐると広がる広場。さらにその先にそびえる両面放映のパドックビジョン。そしてパドック脇に新設された「馬かぶり席」。関係者の皆様、お疲れ様でした。あとはJBCを迎えるのみと言ったところか。

中でもキャロッタ門の運用開始は南船橋駅ユーザーにとっては朗報だ。距離短縮の上、とても広く歩きやすい。今日の船橋2レースは「キャロッタ門からも入ってね記念」と銘打たれたが、言われずともこちらを使うことになろう。

3レースは「パドックビジョンは両面記念」。キャロッタ門をくぐると、パドックビジョンの映像が目に飛び込んでくる。ビジョンの前は芝生広場になっているから、ここで一日を過ごすのも悪くない。レースは2番人気のトールハンマーが快勝。管理する川島正一調教師にとって通算900勝のメモリアル勝利となった。

ちなみにこのレースに出走していたヴォラーレの母ブリリアントアリスは筆者の生産馬。ヴォラーレ自体とは関わりが無いとはいえ、筆者にしてみれば孫を見る感覚に近い。ささやかに馬券を買って応援したが、4着に終わった。それでも7番人気を思えば褒めてあげたい。ケガしないように走ってくれればそれで良いじゃないか。世のおじいちゃんが孫を甘やかす気持ちが良く分かる。

4レースは「馬かぶり席からの景色は!?記念」。感嘆符や疑問符が付くレースは珍しい。ちなみに馬かぶり席からの景色はこんな感じ。「なんだコレ?」という感じで覗き込んでくる馬もいて楽しい。

レースは1番人気ヒーサマウィンが逃げ切った。これでデビュー以来3連勝。若潮スプリントに向けて覚えておきたい。4代母がスピードキヨフジだからロジータの牝系。筋は通っている。

リニューアルのおかげで、船橋競馬場がずいぶん広くなったように感じた。やはりウリはこの広場ということになろう。このエリアの埒沿いからもコースを走る馬を見ることはできるが、ちょっと遠い上に遮蔽物もある。ここを東京競馬場の西門近くの芝生エリアのようにできれば完璧。1コーナーに飛び込んで行く馬群の迫力を多くのお客さんに知ってもらいたい。観戦環境整備の余地はまだある。世界がまだ見ぬ競馬パークへの道は半ばだ。
***** 2025/3/31 *****