開催初日から大井へ。目当ての馬がいるわけではない。「TCKトゥインクルバーベキュー」に誘われてしまったのである。いつもは横を通り過ぎるだけだが、利用するのは初めてだ。

かつては内馬場で開催されていたこともあるバーベキューガーデンだが、今は時計塔と旧901発売所に挟まれた三角エリアで行われている。グランピング席やテント席など33ブース、240席という大箱だが、月曜日だというのに今日は満席御礼だった。人気なんですね。
バーベキュープランは6種類が用意されている。今日いただいたのは「BBQバリュープラン」というもの。その内容はというと、
・カルビ盛り合わせ
・鶏もも肉
・香草豚バラブロック
・ペッパーマヨチキントルティーヤ
・BBQソース焼きそば
・ポップコーン
・マシュマロ串
の食べ放題に飲み放題が付いて5680円。肉に寄っているラインナップは、こちらが「スターライト」による運営だからか。場内で人気のモツ煮やモツ焼きを提供しているこちらのブランドは、とにかく肉に強い。もちろん野菜やソーセージなどは別注で追加が可能。飲み放題のラインナップも豊富で価格設定としては悪くないと思う。

しかしバーベキューのエリアからレースやパドックを見ることはできない。そこは注意が必要だ。モニターは設置されているが、せっかく競馬場に来たのだから直接観たい。その気持ちは分かる。だから最初のうちはレースの度にビール片手にコースまで観に行くお客さんが多かった。だが、だんだんその割合が減ってくる。その気持もわかる。筆者も9レースのパドックとレースに足を運んだのを最後に、あとはずっとバーベキューエリアに張り付いていた。
競技そのものに集中して楽しむのはなく、ライブ感や飲食を楽しむ観戦スタイルは米国特有の文化。だが、最近では日本でも野球やバスケを中心にそういうファンが増えている。競馬でも馬券はほどほどにして、場の雰囲気を楽しむという人が増えているようだ。とはいえ今日の私はそこまで達観したわけではない。食べ放題の落とし穴にハマっただけ。馬券売り場ではなく、お肉のお代わりをもらいにカウンターへ歩くだけで精一杯だったのである。
それでも最終レースだけは力を振り絞って馬券を買ってみた。その馬券がこちら。

この馬名を見つけたときは今日の私を現す一頭だと喝采を叫んだが、まさかのシンガリ負けだった。でも、それくらい美味しいお肉を食べたことは間違いない。6月のバーベキューと言えば、牧場見学ツアーの最初に食べる社台ファームのバーベキューと相場は決まっていた。見事な焼き加減の白老牛とみずみずしいアスパラの味が懐かしい。あれが無くなってしまった今、それに取って変わるのは大井競馬場のバーベキューということになりそうだ。
***** 2025/6/30 *****